8位に急上昇した4月開始の「出生後休業支援給付金」

「通勤手当」(1579%)が6位となった。社員の通勤にかかる費用を企業が福利厚生などの一環で負担する制度を指す。言葉自体は目新しいものではないが、財務省(税制調査会)で通勤手当への課税が検討されているとの報道があり、話題になったようだ。

出所:パーソル総合研究所「はたらくソーシャル・リスニング(2024年度下半期)」

8位は「休業支援金」だ。2025年4月から「出生後休業支援給付金」が開始。共働き世帯の子育てを支援するため、出生直後の一定期間に両親が14日以上の育児休業を取得した場合に、最大28日間にわたり給付金が支給される。今後利用者が増えれば、話題に上がることもより増えると考えられる。

10位は「ガラスの天井」。性別や人種などを理由に企業内で昇進などが制限される。そのような、見えない障壁を意味する。政治経済の分野で女性進出が遅れているともいわれる日本では、特に性別の観点で取り上げられることが多いキーワードかもしれない。