調査に答えた人の声
同調査へのコメントをいくつか紹介しよう。まず「周囲の人から聞いた」ケースでは、「子育てエコホーム支援事業による補助金について、同じ時期に家を建てた友人から聞きました」(30代男性)、「医療費控除については、重度の病気を患っている会社の先輩から聞いた」(40代男性)など、周りの実体験がある人から思いがけず制度の情報が得られたという声も寄せられている。
また事前に気がつかず、「あとからネットで調べて、贈与税の非課税枠について知った」(40代男性)という声も聞かれた。
「SNSで見た」場合だと、「SNSやブログなどの体験談で、地方移住支援金を知った」(20代男性)、「SNSで同じ病気の人とつながりをもち始めて、投稿を見て知りました」(30代女性)という声も。
SNSには様々な経験談が投稿されており、単に制度の情報だけではなく、投稿した人の背景や経緯なども知ることができるため、どのように活用するかイメージがしやすいのかもしれない。
制度の恩恵を受けるには、まずは知ることが大事。一方で細かい適用条件もあることから、発信された情報だけでは自分のケースに当てはまるのかわからないことも少なくない。疑問を感じたときは、事前に自治体などに問い合せて聞いてみるのも一手だろう。
調査概要 調査主体:株式会社AlbaLink 調査名:知らずに損をした税金控除や補助金・助成金に関する意識調査 調査期間:2025年3月26日~2025年4月9日 調査対象:全国の男女282人