30歳時点の目標貯蓄額 「2000万円以上」が約1割

将来の貯蓄額はどれくらいを見込んでいるのか。同調査では「30歳時点の目標貯蓄額」を聞いている。結果を見ると、社会人1年生で最も回答率が高いのは「500万円~600万円未満」(17.0%)。次いで「1000万円~2000万円未満」(15.6%)、「2000万円以上」(12.8%)と続く。

出所:ソニー生命保険 「社会人1年目と2年目の意識調査」

社会人2年生も「500万円~600万円未満」(19.4%)が最も回答率が高いが、2位は「100万円未満」(19.0%)。「100万円未満」は社会人1年生と2年生でギャップが最も大きい(社会人1年生11.2%、社会人2年生19.0%)。社会人1年目が経過して、当初思い描いた通りに貯められなかったという人もいるのかもしれない。

平均では、社会人1年生が963万円に対して、社会人2年生が1012万円と49万円高い結果になっている。

●貯蓄と並んで気になるのが年収だが、後編「若手社会人1000人が回答、将来の目標年収は「1000万円」、それとも?」で詳しく説明している。

調査概要 調査主体:ソニー生命保険株式会社 調査名:社会人1年目と2年目の意識調査 調査期間:2025年2月28日~2025年3月10日 調査対象:2025年春(4月)から働き始める社会人1年生、または、就職してから1年が経つ社会人2年生で20~29歳の男女1000人(社会人1年生500人、社会人2年生500人)