人気の投資対象 外国株式や投資信託を抑えて1位は?
最初にどんな資産への投資が人気なのかを見ていこう。今回は資産運用サービスを提供するスパークス・アセット・マネジメントによる全国の20歳~79歳の投資経験者を対象とした調査を参考にした。
調査結果によれば、「現在、投資している資産」で最も回答率が高かったのが「日本株式」で58.1%。僅差で「投資信託(「REIT」以外)が56.8%。また「外国株式」が19.1%と3番目に多かった。
今年は8月5日の日経平均急落をはじめ、一時的な乱高下はあったものの、全般的に上昇基調が続いた。そうしたこともあってか、株の人気は高いようだ。特に日本株については男性のほうが女性より15%以上高かった。
年代別では、20代・30代で1位だったのは投資信託(「REIT」以外)。40代・50代・60代・70代では日本株式が1位と違いが見られた。投資と言えば昔は個別銘柄を買うイメージもあったが、分散投資の考え方が広まったことなどから最近は投資信託を購入する人も多いようだ。