50代は老後のマネープランが大事! リスクとリターンを見直そう
資産形成において50代はラストスパートをかける時期。時間に限りがあることから以下の3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
①リスク管理…老後が近づいているため、リスクの高い投資は徐々に見直していくことをおすすめします。投資信託などの分散投資を検討してみては。
②老後の具体的なマネープラン計画…老後に必要な生活費を具体的に計算し、資金計画を立てることが不可欠です。年金や退職金だけでなく、その他の収入源についても検討してみましょう。
③税制優遇制度の活用…今からでもNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)などの税制優遇制度を活用し、効率的に資産を増やすことを目指してみるのも一案です。
50代はこれまでの経験と知識を活かしつつ、慎重に資産運用を行うことが肝心です。今後、どの程度のリターンを求め、リスクを負えるかをしっかりと考えて計画的に資産形成を続けていくことが不可欠です。
<調査概要> 調査名/「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) 調査時期/令和5年6月23日~7月5日 調査対象/単身世帯:全国2,500世帯(20歳以上80歳未満で単身で世帯を構成する者)、二人以上世帯:全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)、総世帯:令和3年調査より二人以上世帯、単身世帯の調査方法が同一となったことから両調査の計数を合算する形で作成を開始した参考計表 調査方式/インターネットモニター調査