「金融資産」がある50代は7割

全国5000世帯を対象に金融資産や借入金、家計の状況などを聞いた調査「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会)※から50代の回答をランキングで見ていきましょう。まずは「金融資産」についてです。

※家計の金融行動に関する世論調査2023年(二人以上世帯、単身世帯、総世帯の各調査)

50代の金融資産の有無(総世帯)

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※総世帯、実数1390)

保有している    69.7%
保有していない    30.3%

50代の7割が金融資産を「保有している」との回答でした。調査では金融資産を「預貯金のうち運用資金や将来に備えたものと、投資用の有価証券(株式や投資信託など)」と定義しています。生活費の備えなどは除いており、預貯金を含めて投資用の金融資産を持っている人が多いようです。

「預貯金」の次に50代に人気の金融商品は?

50代のみなさんはどんな金融商品を持っているのでしょうか。

50代保有金融商品ランキング(総世帯)拡大表示

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※総世帯、実数1390、複数回答)

1位    預貯金(ゆうちょ銀行の貯金を含む)    96.4%
2位    積立型保険商品(生保・損保)    31.9%
3位    株式    28.6%
4位    個人年金保険    25.7%
5位    投資信託(MRF、MMF、REITなどを含む)    24.9%

50代の保有金融商品ランキング1位は95%以上が持つ「預貯金」。2位は「積立型保険商品(生保・損保)」約32%。2位以下は拮抗しており、3位「株式」約29%、4位「個人年金保険」約26%、5位「投資信託」約25%とほぼ同程度。6位以下では「財形貯蓄」が約12%と、全年代で唯一の1割超えというのが特徴です。

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