20代単身世帯「株式+投資信託」が預貯金を上回る

20代の人の中には、同世代の人々がどの程度資産を持っているのかが気になっている人もいるだろう。そんなときに参考にしたいのが金融資産に関する調査「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(金融経済教育推進機構)の結果だ。最新の調査から20代の預貯金、株式や投資信託などの保有状況を見ていこう。

同調査によれば、20代単身世帯が持っている金融資産は1位が「預貯金」(150万円)となった。なお、調査で定める預貯金とは貯蓄や将来のための蓄えを指し、日々の生活費として出し入れする分は含まない点に注意が必要だ。

20代の金融商品(種類別)保有額ランキング(単身世帯)

20代の金融商品(種類別)保有額ランキング(単身世帯)を表した図表
 
出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(※金融資産保有世帯、実数366人)よりFinasee編集部作成
 

1位 預貯金 150万円(うち定期性預貯金38万円)
2位 株式 101万円
3位 投資信託 77万円
4位 生命保険 18万円
5位 その他金融商品 13万円
6位 個人年金保険 12万円
7位 金銭信託 7万円
8位 損害保険 5万円
9位 債券 3万円
9位 財形貯蓄 3万円

出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2025年」(※金融資産保有世帯、実数366人)よりFinasee編集部作成

20代単身世帯の資産構成は1位の預貯金についで2位が「株式」(101万円)、3位が「投資信託」(77万円)。両者を合わせると178万円となり、預貯金の150万円を上回る。このことから20代の単身者は預貯金だけでなく株式や投資信託など価格が変動する商品で資産形成を積極的に行っていることが分かる。年代的な理由からか、生命保険や個人年金保険での備えは少ないことも特徴だ。

●前編「【20代】金融資産保有額ランキング 「見えない財布」、生活費以外の金融資産をどのくらい持っている? 1000万円以上の世帯も?【最新版】」