60代のマネープラン、「取り崩し」がカギに
60代の金融資産の出口戦略で重要なのが資産の取り崩し計画。主に2つの方法があります。
①定率取り崩し:毎年資産の一定割合を取り崩す方法。資産は長持ちしやすいメリットがある反面、年々受け取る金額が減少する可能性があるデメリットがあります。
②定額取り崩し:毎月一定の金額を取り崩す方法。生活費の見通しが立てやすいメリットがある反面、資産の減りが早くなる可能性があるデメリットがあります。
いずれもメリット・デメリットを勘案して自分に合った方法を選ぶことが大切です。
<調査概要> 調査名/「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) 調査時期/令和5年6月23日~7月5日 調査対象/単身世帯:全国2,500世帯(20歳以上80歳未満で単身で世帯を構成する者)、二人以上世帯:全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)、総世帯:令和3年調査より二人以上世帯、単身世帯の調査方法が同一となったことから両調査の計数を合算する形で作成を開始した参考計表