アクティブ運用に強み、三井住友DSアセットマネジメントとはどんな会社?

三井住友DSアセットマネジメントは、国内外の年金や金融機関などの機関投資家から個人投資家に至るまで、多様な顧客ニーズに対して質の高い資産運用サービスを提供している資産運用会社。国内外に250人を超える運用プロフェッショナルを擁し、グローバルな運用調査体制を確立しています。

主な事業内容の1つ目が投資信託業。投資家から集めた資金を運用の専門家が国内・海外の株式や債券などに投資する業務です。2つ目は投資顧問業。報酬を得て有価証券投資や資産運用に関する情報提供やアドバイスを行う業務です。運用受託金額は投資信託が約13.5兆円、投資顧問が約10.4兆円(※)であり、特に国内株式アクティブ運用は国内トップ水準の残高を誇っています。

※2024年3月末現在                

同社は2019年4月に旧三井住友アセットマネジメントと旧大和住銀投信投資顧問の2社が統合し誕生しました。三井住友アセットマネジメントは6社合併、大和住銀は3社合併してきた経緯があります。そのため株主構成は10%以上保有している株主が4社あるなど、日本の運用会社の中でも非常にユニークな構成となっています。

「この株主構成の多様性が人材・組織の多様性につながり、結果として合理的で公平な社内文化の醸成に寄与していると感じています。例えば統合後の2020年に代表取締役社長兼CEOとなった猿田隆は当社のグループ(三井住友フィナンシャルグループ)外出身者であり、運用ビジネスに精通した人物であることもその特徴の1つであると考えています」と同社・プロダクトマネジメント部で広報担当の水谷優来さんは語ります。