【新NISAでFANG+指数に投資するには?】投資信託を活用できる

「iFree NEXT FANG+インデックス」や「iFreeレバレッジFANG+」「FANG+インデックス・オープン」など、FANG+指数への連動を目指す投資信託は複数あります。

そのうち「iFree NEXT FANG+インデックス」は新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠、「FANG+インデックス・オープン」は成長投資枠に対応しています。FANG+指数の値動きの2倍程度となるように運用する「iFreeレバレッジFANG+」は新NISAで投資することはできません。同商品に投資したい場合は課税口座を選択することになります。

「iFree NEXT FANG+インデックス」と「FANG+インデックス・オープン」の違いはどう考えればよいでしょうか。まず、つみたて投資枠でコツコツと積立投資をする場合はつみたて投資枠でも投資可能な「iFree NEXT FANG+インデックス」の一択となります。ある程度の時間をかけて大きなリターンを狙うならこちらを選ぶことになるでしょう。

一方、成長投資枠でFANG+指数への連動を目指す商品に投資する場合は、コストに注目することです。

「iFree NEXT FANG+インデックス」の場合、買付手数料は0円、信託報酬は0.7755%。「FANG+インデックス・オープン」は買付手数料2.2%、信託報酬は0.7975%と、後者の方がコスト負担は重くなります(2024年7月末時点)。

販売会社も大きく異なり、「iFree NEXT FANG+インデックス」はSBI証券や楽天証券といったネット証券大手などで購入できます。一方、「FANG+インデックス・オープン」を取り扱うのは地場証券会社や地方銀行がほとんどです。

このように、FANG+指数を対象とする投資信託であってもコストや販売先は異なります。自分に合った方法で購入することをおすすめします。