価格上昇を狙うなら、今後も再開発エリアに要注目

中古マンション価格が上昇している駅に共通していたのが、大規模な再開発でした。新たな商業施設や公共施設が誕生すると住環境が向上してエリア人気が高まり、マンションの価格上昇に結び付くと推測されます。

またファミリー層にとっては、学校や公園なども大切な要素。特に通勤や通学の利便性が高いエリアは常に高い需要を維持しており、今後も安定した価格上昇が見込まれます。

“人生で最も大きな買い物”と言われる住宅購入。総務省の調査※によると、家計の資産に占める不動産資産の割合は約7割。確かに高い割合であることが分かります。購入するときにはエリアの特性や注目度などを総合的に見て、資産価値の高い物件を選びたいものです。

また人生には、ライフスタイルや家族構成が変わる節目もあります。高く売ったり貸したりできるマンションを購入しておけば、状況が変わったときに現金化したり賃貸で収益を生み出したりすることができます。いざというときも、柔軟に対応できるのではないでしょうか。

※総務省統計局「2019年全国家計構造調査 

《調査概要》 過去5年間で中古マンション価格が上昇した駅ランキング 

■ランキング発表日:2024年7月3日
■調査主体:リーウェイズ株式会社
■集計対象:中古マンションの募集価格
■条件:東京都内の駅からおおむね徒歩15分以内、専有面積50㎡以上70㎡未満、(データ取得時において)築年数10年以上20年未満、SRCまたはRC造のマンション
■調査方法:2019年1~6月と2024年1~6月の募集価格の㎡単価の平均値を集計(㎡単価を専有面積60㎡に換算して平均価格とした)
■データ出典:リーウェイズ保有の不動産取引データ