麻布台ヒルズのレストランや展望台が話題!上位は話題の再開発エリア

早速、気になる上位から見てみましょう。直近5年間で価格が上がった中古マンション、結果はこうなりました。

出所:リーウェイズ株式会社「金利上昇経済でどう資産形成するか?過去5年間で中古マンション価格が上昇した駅ランキング発表」

1位は東京メトロ日比谷線「神谷町」、2位は東京メトロ南北線「麻布十番」、3位は東京メトロ日比谷線「六本木」。そして4位は都営大江戸線「赤羽橋」、5位は東京メトロ有楽町線「麹町」の各駅です。いずれも直近5年間で、およそ2倍値上がりしています。

なお同ランキングは、リーウェイズ株式会社が保有する不動産取引データをもとに作成されたもの。対象は「東京都内の駅からおおむね徒歩15分以内」「専有面積50㎡以上70㎡未満」「築年数10年以上20年未満」などの条件を満たす中古マンションです。

トップ5の顔ぶれを見て、値上がり要因として推測されるのは、大規模な再開発です。東京都内では近年、「100年に1度」とも言われる再開発が進行中。各地でプロジェクトが進められています。

なかでも大きな話題を呼んだのが、2023年に開業した大規模複合施設「麻布台ヒルズ」。高さ約330mの超高層ビルや商業施設、ホテルなどが立ち並び、新しい街が出現しました。1位の神谷町は麻布台ヒルズと直結、2~4位も全て麻布台ヒルズの近隣エリアです。5位の麹町に関してもやはり、麹町エリアの再開発が関係していると考えられます。