郊外の高級住宅地、セレブの街の中古マンションも“億ション”へ

続いて、6位から10位を見てみましょう。

出所:リーウェイズ株式会社「金利上昇経済でどう資産形成するか?過去5年間で中古マンション価格が上昇した駅ランキング発表」


6位は東京メトロ半蔵門線「半蔵門」、7位はJR中央線「四ツ谷」、8位はJR山手線「渋谷」です。そして9位は東急田園都市線「二子玉川」、10位は東急大井町線「下神明」という結果になりました。

6位から10位の上昇率を見てみると、1.85倍~1.97倍。上位5駅には及ばないものの2倍近い数字を誇り、近年しっかり値上がりしていることが分かります。

なおトップ10の大半が東京都心部の駅ですが、唯一郊外でランクインしたのが9位の二子玉川。緑豊かで都心部へのアクセスも良く、高級住宅街として知られる人気エリアです。

そんな二子玉川では、2024年には中古マンションの平均価格が1億円超え。約5年前に約5700万円で買った物件を、今なら1億円以上で売却できる可能性があるということです。

10位の下神明は学校や公園が多く、ファミリー向けのマンションが多いエリア。品川まで最短6分と交通の便も良く、品川区役所も近いので行政手続きも便利です。隣駅の東急大井町線「大井町」付近では品川区とJR東日本が連携して、再開発を進めています。