歴史が培う3つのコアバリューを大切に
DWSの強みは主要なすべての資産クラスをカバーする運用体制であり、アクティブで60年以上、パッシブで20年以上、オルタナティブで50年以上という長年の運用実績があります。
本拠地とする欧州は、気候変動のような世界が直面している深刻な問題に対する取り組みにおいて他の地域に先行しています。DWSは2008年に国連の責任投資原則(PRI)に署名しました。気候変動の問題が進行する中でESG投資の普及と環境整備に尽力しています。
DWSでは受託者としての責任を重視し、顧客の最善の利益のために行動し、投資することを誓うその根幹を示す3つのコアバリューを掲げています。
お客さまへのコミットメント
お客さまからの信頼は私たちの最大の資産の一つです。私たちはお客さまのために行動し、将来どのような状況になろうとも、お客さまが投資目標を達成できるよう、お客さまの利益を第一に考えた運用を行うことを約束します。私たちは、経済が堅調な時も困難な時も、優れた投資結果を提供するために日々努力します。
起業家精神
DWSは、多様な人材への継続的な投資を通じて変化をもたらすことを後押しし、創造性豊かな長期的思考を育んでいます。DWSは起業家精神を重視し、従業員が自分たちの視点を共有する機会を設け、その声に耳を傾けます。お客さまに貢献するという共通の目標のために、常に現状に疑問を持ち、迅速かつ思慮深い決断を下し、物事の進め方を簡素化し、完璧になるように努めます。
持続可能な行動
ESGのテーマは、ビジネス、社会、そして地球を急速に変化させています。どのような変化にもリスクが伴う中、投資には新たな機会もあります。私たちは企業として、またお客さまから信頼される投資アドバイザーとして、より持続可能な未来への移行を支援するという重要な役割を担っています。
なお、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)に沿った取り組みとして、「気候変動」と「社会正義」への対応をサポートすることを主なポイントとして企業の社会的責任を果たしていくことを志向しています。その活動例には以下が挙げられます。
① 海洋保護のために活動する「Healthy Seas(ヘルシー・シーズ)」を2019年からサポート。プラスチック製の魚網やロープなどのゴミなどは「ゴーストネット」と呼ばれ、自然に分解されず幽霊のように海中や海底をさまよい、海の生態系に甚大な影響を与えています。ヘルシー・シーズはゴーストネットをなくすことなどを目的として活動しています。
② 日本を含む世界の拠点でゴミ拾いなどの清掃活動を行い、環境にやさしい社会の実現に貢献しています。
③ ドイツを含むさまざまな拠点で食糧不足に苦しむ人々への継続的な支援を実施しています。