株価上昇の実感を得るために必要なこと
株価上昇で「自分も豊かになった気がする」という実感を得るためには、株式や投資信託などを保有して、株価の値動きに自分の資産の増減をリンクさせるしかありません。
実際、それを実行した人は、この株価上昇によって自分の資産が増えた実感を得ていると思います。
第一生命経済研究所が2月15日に公表したレポートによると、日経平均株価が3万8000円で、家計が保有している上場株式・投資信託の含み益が80兆円に増えたと書かれていました。
もちろん、株価が下落すれば含み益が消え、下手をすれば含み損を抱えることにもなりますが、そのリスクを負っているからこそ、80兆円の含み益を享受できるのです。そのリスクを負わない以上、「株価が上がっているのに生活実感がない」のは、至極当然のことなのです。
参考:内閣府「消費者マインドアンケート調査(試行)の集計結果(令和6(2024)年2月分)」
参考:第一生命経済研究所「株価38,000円で家計の含み益拡大 ~上場株・投信は+80兆円増と試算~」