新NISAを始めたい! なら、まずは口座開設から 

「私も始めたい!」と思った方は、NISAは国が定めた特別な口座なので、金融機関に行って「NISA口座」を開設しましょう。その際、複数の金融機関を比較検討するようにしましょう。なぜならば、金融機関によって取り扱う運用商品が異なるからです。

ちなみに、旧NISAを活用していた方で、新NISA口座に向けて、「何もしていない……」という方も、ご心配なく。旧NISAで契約している金融機関が自動で新NISA口座を開設してくれています。積立で投資をしていた人は、そのまま同じ銘柄、同じ金額が新NISA口座で積み立てられます。

ただし、注意点が1つあります。今回の新NISAはこれまでのNISAとは全く別物です。従って、2023年に投資をしたつみたてNISAについては2042年で非課税期間が終了します。一般NISAは2027年で非課税期間が終了します。特に一般NISAで「ロールオーバー」を予定していた場合、新NISAへはロールオーバーができません。

とはいえ、メリットてんこ盛りの新NISA、やはり使わなければもったいない制度です。ご自身の人生設計にぜひ上手に活用しましょう。