中国地方在住の七瀬信子さん(50代・既婚)は20代で結婚し、不本意ながら義家族と同居を始めたが、しばらくして問題の多い義家族に我慢ならず義実家を飛び出した。その後は、家族5人で平穏な生活を送っていたが、ある出来事をきっかけに再び義実家へ戻ることになる。

●前編:【不注意な義母が長男に「熱湯ミルク」を…女性が義家族との同居で感じた“耐え難い苦痛”】

条件つきで義実家に戻る

義実家を出て8年。長男14歳、長女13歳、次男11歳になり、アパートが手狭なため、新しく家を建てようかと夫婦で考え始めていた頃、義祖父が亡くなった。

葬儀後、義祖母と義両親が「戻ってきてほしい」と言う。

「私は絶対に戻りたくなかったのですが、夫には『長男だからいつかは戻って親の面倒をみないといけない』。義祖父のあとを継いだ義父には『土地はやるから』と言われ、渋々でした。義祖父が亡くなってから義祖母が義母からいじめられていたので、かわいそうだと思ったのもあります」

ただ、自分の部屋が欲しい子どもたちは渋った。そこで、義実家を建て替えることを条件に戻ることにした。

キッチンは1つ、風呂とトイレは2つずつ作った。義両親には「義弟、義妹の部屋も作れ!」と言われたが、「結婚して出て行ってるのだからいりません」と却下。

1階は、LDKと義祖母、義両親の部屋。2階は、七瀬さん家族専用のリビングと夫婦の寝室、子ども部屋を3部屋作った。