アクティブ運用の重要性が高まることが予想

2022年までの10年間を振り返ると、2008年のリーマン・ショック後、2020年のコロナ・ショックも経て、長年超低金利環境が続いた異例の市場環境であったことから市場全体で米国の情報技術セクターを中心に株価水準(バリュエーション)の上昇がけん引して株式市場の上昇傾向が続く展開となりました。

しかし、こうした異例の金融環境下で発生したこの状況は金融環境が正常に戻るにつれて変化し、バリュエーションも長期の平均水準に回帰しつつあります。

今後金利が高止まりする環境の下では、株式の期待リターンにおいてバリュエーションの上昇よりも利益成長や配当が中心的な役割を果たすとの前提に立つと、日本を含めた世界の企業の中から優れた成長戦略と株主還元姿勢をもつ企業を、徹底的な調査・分析によって厳選するアクティブ運用の重要性が一段と高まってくるといえるのではないでしょうか。

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