配当利回りの高さも魅力
相対的に高い配当利回りもグロインの魅力です。
グロインが投資するのは、公益株式のうち配当利回りが高い銘柄です。したがって、ポートフォリオ全体の配当利回りも市場平均より高くなる傾向にあります。
【配当利回りの比較】
・グロイン:3.6%(2023年6月末)
・MSCI全世界株式指数:2.08%(2023年7月末)
出所:ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 月次レポート、MSCI ファクトシート
配当金は定期的な収益であり、高い配当利回りは運用成績の安定化に寄与することが期待されます。グロインが支持される理由の一つと考えられるでしょう。
なお、公益株式への投資や配当利回りの高さは、必ずしも運用成績を向上させるわけではありません。相場環境によってはその他のセクターに劣後する可能性は十分考えられます。投資の際はリスクに十分配慮し、余裕資金の範囲内で行うよう検討してください。
【ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)の概要】
運用会社 | ピクテ・ジャパン |
設定日 | 2005年2月28日 |
信託期間 | 無期限 |
販売手数料(最大、税込み) | 3.85% |
信託報酬(税込み) | 1.81% |
信託財産留保額 | なし |
執筆/若山卓也(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会