独立系の運用会社レオス・キャピタルワークスは、2023年5月に運用残高が1.2兆円を突破しました。中でも「ひふみプラス」は最大の資金を集める旗艦ファンドで、純資産総額は5000億円を超えています。
【レオス・キャピタルワークスの公募投信一覧】
| 純資産総額 (2023年7月27日) | 分類 | |
| ひふみ投信 | 1561億円 | 内外株式型 | 
| ひふみプラス | 5228億円 | 内外株式型 | 
| ひふみワールド | 464億円 | 海外株式型 | 
| ひふみワールド+ | 2142億円 | 海外株式型 | 
| ひふみらいと | 29億円 | 内外バランス型 | 
| まるごとひふみ15 | 76億円 | 内外バランス型 | 
| まるごとひふみ50 | 277億円 | 内外バランス型 | 
| まるごとひふみ100 | 374億円 | 内外株式型 | 
| ひふみ年金 | 659億円 | 内外株式型 | 
| ひふみワールド年金 | 7億円 | 海外株式型 | 
出所:レオス・キャピタルワークス 
【ひふみプラスの純資産総額と基準価額】
ひふみプラスが資金を集める理由はなんでしょうか。魅力を探ってみましょう。
高い運用実績と買いやすさが魅力
ひふみプラスの魅力は運用実績にあるでしょう。投資家はアクティブファンドに平均より高いリターンを求めますが、その点でひふみプラスは優秀です。2012年5月に設定されて以来のリターンは400%を超えており、同じ期間のTOPIX(配当込み)を大きく上回りました。近年は見劣りすることも少なくありませんが、長期で高い実績を残したことが評価されているものと考えられます。
【設定来リターン(2012年5月28日~2023年6月末)】
・ひふみプラス:415.52%
・TOPIX(配当込み):305.82%
出所:ひふみプラス 月次レポート
門戸の広さも資金が集まる理由でしょう。ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが直販していた「ひふみ投信」を、別の金融機関でも購入できるよう設定されたものです。取り扱いを始める金融機関が相次ぎ、今では全国の銀行や証券会社、またネット系の金融機関で買うことができます。幅広い金融機関で購入できるため投資家がアクセスしやすく、残高を押し上げたとみられます。

 
           
          
 
       
        

 
             
             
             
             
             
       
         
         
         
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