余談:コツコツ積み立て投資に物足りなくなったら?

早いうちから新NISAで投資すれば、資産形成はバッチリ。でも、増えるお金を眺めるだけでは少し物足りない……。そんなあなたに、「今を楽しむ」ための1つの選択肢をお伝えします。

あなたの「今」の時間は、限られています。老後に向けて資産をつくりたいけれど、今、⾃分や家族が楽しむためにもお⾦を使いたい。そんな贅沢とも思える問題を解決してくれるのが、“株主優待狙い”の投資です。

株主優待とは、企業が「うちの株を持っている⼈には、毎年プレゼントをあげます!」という制度。商品券やカタログギフト、地元特産品など、株式を持つ限り、毎年さまざまなプレゼントが手に入ります。

と言っても、企業は慈善事業でプレゼントを配っているのではありません。株主優待を実施することで、企業には2つのメリットがあります。

企業のメリット①

まず1つめは、「プレゼント⽬当ての個⼈投資家」を集められること。株式とは、企業の経営権そのものです。もし、投資運⽤会社などに株の⼤部分を持たれてしまったら……いきなり経営に⼝を出されても、従うしかありません。

したがって、企業にとっては株主数が多いほど安⼼できる。つまり、株式を持っている⼈が多いほど、会社を乗っ取られる可能性が下がるのです。

企業のメリット②

そして2つめのメリットは、企業のファンを増やせること。例えば株主優待で⾃社店舗の割引券をプレゼントすれば、個⼈投資家をお店に呼ぶことができます。そうしてファンが増えれば、PR効果も期待できます。

企業は、⾃社を守りつつPRできる。個⼈投資家は、プレゼントをもらってうれしい。株主優待とは、企業にとっても個⼈投資家にとっても、⾮常にメリットの⼤きい制度なのです。

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資産形成のための株式投資では、安定した企業を選ぶことが最優先。しかし、それに加えて「株主優待のある企業」を選べば、もっと“今”を楽しむこともできます。