2024年からスタートする、新NISA。すでに買いたい商品を決めている方もいれば、「何を買えばいいかわからない……」と悩む方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、「投資先を決める時の考え方」つまり、投資判断のポイントを3つお伝えします。

①投資信託は「信託報酬」を重視する

まずは、投資信託を買う場合。結論から言うと、初心者が重視すべきは「信託報酬(⼿数料)が安い」という点です。

「安物買いの銭失い」という言葉があるように…普段の買い物では、値段は高ければ高いほどいい、という考え方が一般的でしょう。

確かに形のあるものは、コストをかけるほど質が上がります。良い食材を使った料理はおいしいし、ハイエンドの部品を使ったパソコンはサクサク動きます。しかし投資信託という形のない商品は、「コストをかけるほど良い」とは言い切れないのです。

すべての投資信託には、元となる資産があります。株式型の投資信託なら、株式。不動産型の投資信託なら、土地や建物。その「元となる資産を買うための人件費」が、投資信託のコストである信託報酬にそのまま跳ねてくるのです。

では、人件費の高い投資信託とはどんなものか。それは、アクティブ型の投資信託です。アクティブ型の商品では、運⽤者の判断により株などが売買されます。人件費の高いプロを動かすため、高いコストがかかるのです。

⼀⽅でインデックス型の商品は、決まった指数に連動するような仕組み。ルールに基づいて買うだけなので機械的に売買でき、コストも安く済むのです。したがって、信託報酬の安いインデックス型投資信託の方がトータルのコストは下げられます。

なお、アクティブ型=ハイリスク・ハイリターン、インデックス型=ローリスク・ローリターンとなることが多く、どちらかが優れているというものではありません。コストと投資の知識・経験に合わせて判断することが重要です。