新規設定ファンドの設定額は1月から半減
2月の新規設定は15本で1月の16本とほぼ同じ水準だったが、設定額は約630億円と、1月の約1350億円から半減した。個別ファンドで設定額が最も多かったのは「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2023-02」の約160億円だった。同ファンドは、日本を含む世界各国の企業等が発行する債券に投資し、信託期間約5年の限定追加型ファンドである。そして、設定額2位の「ニッセイ/シュローダー好利回りCB2023-02(ヘッジあり・限定追加型)」(約150億円)、3位の「明治安田NBグローバル好利回り社債ファンド2023-02(限定追加型)」(約120億円)と、限定追加型ファンドに資金が集まった。
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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