私立中学校なら、大学並みのお金がかかる
中学校でかかる学校教育費を見てきましたが、私立の場合は、年間約107万円ですから、大学並みのお金がかかることがわかります。しかも、中学受験対策として塾に行くなら、小学6年生の塾代で年間約100万円かかることもあるので、私立中学に行く場合、小学6年生~大学4年生までの11年間、ずっと大学に通う程度のお金がかかることになります。
一般的には、教育資金として準備するのは、大学進学用のお金です。生まれてすぐに準備をするなら、準備期間は17年あります。しかし、私立中学に行くなら小学5年生までに、受験対策費用や私立中学以降の進学費用を準備しなければなりません。準備期間は11年しかありません。しかも、金額は小学6年生~大学4年生までの11年分の費用です。全額を準備しないまでも、少なくとも、その半分のお金は準備が必要でしょう。
小学5年生までに準備ができなければ、私立中学校、高校に通わせながら、大学資金を準備することになりますが、どちらにしても、かなりキツイです。相当な覚悟が必要と心得ておきましょう。
公立中学校と私立中学校の比較まとめ
今までお伝えした内容も含め、公立中学校と私立中学校の違いをまとめました。
●高校受験でかかる費用はいくら? 第4回へ続く>>
前田菜緒著『書けばわかる!わが家の家計にピッタリな子育て&教育費のかけ方』(翔泳社)
注目書籍の読みどころを紹介!
【WEBセミナー/本プレゼント】著者・前田菜緒氏本人が『書けばわかる!わが家の家計にピッタリな子育て&教育費のかけ方』を徹底解説
この記事でご紹介した『書けばわかる!わが家の家計にピッタリな子育て&教育費のかけ方』について、著者の前田菜緒さんに解説していただきます。また、セミナーにお申込いただいた方の中から抽選で5名様に書籍をプレゼントします!
セミナー詳細・ご視聴のお申込みはこちら!>>
※オンデマンド配信
※お申込み締め切りは2022年11月9日 23:59