急激な市場の冷え込みにも、安定した基準価額を維持

証券会社や銀行など、さまざまな販売金融機関を通じて販売されている「フィデリティ・世界割安成長株投信」。金融機関の窓口を訪れるお客さまに同ファンドを販売している担当者からは、「流行に左右されない持続的な成長力と割安性を併せ持つ企業を発掘するテーマに共感」「流行よりも原石を発掘するコンセプトに興味あり」といった声が寄せられている。

同ファンドは米国、日本、イギリス、カナダ、中国など世界各国の割安成長株を発掘して投資するアクティブ型のグローバル株式運用ファンドだ。為替ヘッジありのAコース、為替ヘッジなしのBコースは2020年3月23日に設定された。設定来の基準価額はAコースが1万6804円、Bコースが2万1176円(いずれも9月30日現在)で、このところの急激なマーケットの冷え込みにもかかわらず、安定した水準を維持している。

出所:フィデリティ投信「世界割安成長株スペシャルレポート」より抜粋

加えて同ファンドには「毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジあり」のCコースと、「毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし」のDコースも用意されている。両コースの設定は、2021年11月30日で、投資対象となるマザーファンドはAコース、Bコースと同様だが、CコースとDコースは「運用しながら一部を取り崩して使う」ためのコースだ。

働くことで収入が得られる勤労者世帯ではなく、主に年金をキャッシュフローにしている高齢者が、現役時代の蓄えを運用しながら増やし、そこから一部を取り崩して生活費に充てるのに適した商品性を持っている。そのため、原則として分配金が毎月支払われるのと同時に、分配金の額が基準価額の水準に応じて決まる予想分配金提示型にすることで、分配金の透明性が高められている。