文蔵さん(60歳男性)の学び
エンディングノート講座に参加して、文蔵さんはこれまで考えていたよりももっと細かなことまで情報を整理しておかねばならないことに気付き、やや気が重くなりました(詳しくは前半の記事)。書けない人が多いこともうなずけます。
一方で、市役所は独自サービスとしてエンディングノートの保管場所をデータベースに登録してくれ、必要になったときに病院などに伝えてくれるのだそうで、それは良いアイデアだと思いました。
講座の最後にはお茶会があり、文蔵さんは数名の男性とテーブルを囲みました。自分と同じように1人暮らしの人も多く、思いの外話が弾み、連絡先を交換することもできました。勇気を出して一歩踏み出すと、意外とこれからも新しい人間関係が作れるかもしれないな、と、久々に明るい気分で帰宅しました。これからも機会を見つけて地域のイベントに参加してみるつもりです。
●ある日、文蔵さんは亡くなった妻のことを思い出し… 前半の記事を読む>>