外国株式型1位は「野村世界業種別投資(世界半導体株投資)」(12.59%)
外国株式型のリターン1位は、「野村世界業種別投資(世界半導体株投資)」だった。同ファンドは、世界各国の半導体関連企業の株式を主要対象とするアクティブファンドで、11月末時点における組入上位銘柄は以下の通り。
1.エヌビディア(米国) 21.2%
2.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) 15.2%
3.ASML(オランダ) 9.2%
4.ブロードコム(米国) 7.0%
5.テキサス・インスツルメンツ(米国) 5.4%
そして、11月時点における騰落率は以下の通り。
1カ月 12.6%
3カ月 17.4%
6カ月 27.7%
1年 68.0%
11月は、後半にかけて新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大により、米国を中心に株式市場は上値の重い展開になった。しかし、データセンターへの旺盛な投資が続いたほか、メタバース(仮想空間)の利用拡大に対する市場の期待が高まり、半導体企業の株価は上昇。同ファンドは、月間で12.6%の上昇となった。世界的に半導体需給のひっ迫は続いているので、今後も半導体関連株は底堅い動きが続く可能性が高いだろう。