国内株式型1位は「情報エレクトロニクスファンド」(4.11%)

11月の国内株式市場は軟調な展開となったものの、テクノロジー関連ファンドのいくつかがプラスリターンを確保した。リターン首位となった「情報エレクトロニクスファンド」は、国内に上場している電気機器や精密機器などエレクトロニクスに関連する企業群や、情報ソフトサービスや通信など情報通信に関連する企業群の株式に投資するアクティブファンドである。11月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

  1.新光電気工業 9.8%
  2.日立製作所 8.9%
  3.ソニーグループ 8.2%
  4.太陽誘電 6.0%
  5.ローム 5.8%

そして、11月末時点における騰落率は、以下の通り。

  1カ月 4.1%
  3カ月 7.8%
  6カ月 8.7%
  1年  26.0%

新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大が懸念されるが、外出自粛によってリモートワークが増加し、IT投資の必要性は高まっている。今後もテクノロジー業界の成長は加速する可能性が高いので、同ファンドへの注目も集まるだろう。