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AB後藤順一郎のマルチアセット視点

【連載】AB後藤順一郎のマルチアセット視点
高齢者の居場所は? 改めて見えてきた新NISAの改善点 

後藤 順一郎
後藤 順一郎
アライアンス・バーンスタイン AB未来総研所長
2024.03.22
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【連載】AB後藤順一郎のマルチアセット視点<br />高齢者の居場所は? 改めて見えてきた新NISAの改善点 

2024年1月から大幅にリニューアルされた新しいNISA(以下、新NISA)がスタートしました。先日、新聞報道等で新NISAの投資対象となっている投資信託に資金が流入していると、その好調な出だしが報道されていました。1月は、日米株式市場が好調だったこともあり、多くの方が新NISAで投資を始めたと考えられます。

今回は、この好調なスタートを切ったばかりの新NISAの盛り上がりに水を差す訳ではないですが、あえて改善点について考えてみたいと思います。

まず、直近の投資信託市場の状況を確認しましょう。以下の図表に、2023年12月と2024年1月の公募投資信託市場全体への資金純流入額(推計値)をカテゴリー別にまとめました。

2024年1月から大幅にリニューアルされた新しいNISA(以下、新NISA)がスタートしました。先日、新聞報道等で新NISAの投資対象となっている投資信託に資金が流入していると、その好調な出だしが報道されていました。1月は、日米株式市場が好調だったこともあり、多くの方が新NISAで投資を始めたと考えられます。

今回は、この好調なスタートを切ったばかりの新NISAの盛り上がりに水を差す訳ではないですが、あえて改善点について考えてみたいと思います。

まず、直近の投資信託市場の状況を確認しましょう。以下の図表に、2023年12月と2024年1月の公募投資信託市場全体への資金純流入額(推計値)をカテゴリー別にまとめました。

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著者情報

後藤 順一郎
ごとう じゅんいちろう
アライアンス・バーンスタイン AB未来総研所長
慶應義塾大学理工学部 非常勤講師、投資信託協会 客員研究員。1997年慶應義塾大学理工学部卒業。富士銀行(現みずほ銀行)に入社し、法人向け融資業務などに従事。2000年からはみずほ総合研究所で、主として企業年金向けの資産運用/年金制度設計コンサルティングに携わる。06年一橋大学大学院国際企業戦略研究科にてMBA取得。同年4月アライアンス・バーンスタインに入社。現在はマルチアセット戦略のプロダクト担当。また、DC・NISAビジネスの推進及びAB未来総研にて顧客向けソリューション/リサーチ業務も兼務している。共著書に『年金基金の資産運用-最新の手法と課題のガイドブック-』(東洋経済新報社)などがある。
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