第5回の連載では、人だけでなく「お金にも働かせる」ということが理論的にどういう意味なのかを、読者とともに考えていきたい。
金融の本質
ファイナンスの理論から金融を定義すれば、「現在の購買力と将来の購買力の交換」と定義することができる。その手段が預金や貸付金ならば、資金提供時の期待インフレ率が重要な交換レートのベースとなる。
第5回の連載では、人だけでなく「お金にも働かせる」ということが理論的にどういう意味なのかを、読者とともに考えていきたい。
ファイナンスの理論から金融を定義すれば、「現在の購買力と将来の購買力の交換」と定義することができる。その手段が預金や貸付金ならば、資金提供時の期待インフレ率が重要な交換レートのベースとなる。