金融庁が4月21日に公表した「資産運用業高度化プログレスレポート2023」で列挙された課題の多さには驚いた。プログレスレポートは2020年より毎年この時期に公表されており、昨年までは、資産運用会社における運用力や一部のリスク性金融商品の組成・販売に係る課題を取り上げていた。
金融庁が4月21日に公表した「資産運用業高度化プログレスレポート2023」で列挙された課題の多さには驚いた。プログレスレポートは2020年より毎年この時期に公表されており、昨年までは、資産運用会社における運用力や一部のリスク性金融商品の組成・販売に係る課題を取り上げていた。
続きを読むには…
この記事は会員限定です
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
関連キーワード
前の記事
アドバイスの中立性、当局の期待は「金融商品のミシュラン」? 永田町・霞が関ウォッチャーのひとり言③
2023.05.09
次の記事
公的保険の知識なくして金融経済教育なし 永田町・霞が関ウォッチャーのひとり言⑤
2023.07.07
この連載の記事一覧
永田町・霞が関ウォッチャーのひとり言
おすすめの記事
著者情報
文月つむぎ
ふづきつむぎ
民官双方の立場より、長らく資産運用業界をウォッチ。現在、これまでの人脈・経験を生かし、個人の安定的な資産形成に向けた政府・当局や金融機関の取組みについて幅広く情報を収集・分析、コラム執筆などを通し、意見を具申。
続きを読む