ネット活用&積立投資の浸透で、投資信託の選び方が変わっていく

今回は、投資信託協会「投資信託に関するアンケート調査報告書」令和2年度版のデータについてレポートしました。

資産形成世代である20代・30代は、少額から始められる「つみたてNISA」の保有割合が高く、積立投資から投資を始めていることがわかります。また、これまでは高齢者の保有割合が高かった投資信託ですが、こうした流れを受けて、世代間の偏りがなくなってきていることもわかりました。

投資信託のきっかけとしては、「金融機関の窓口」が多いものの、「インターネットで見たり調べたりして」という回答も増加傾向にあります。こうした変化によって、投資信託のコストの認知や、投資信託の選び方なども次第に変わっていくのだろうと感じました。

毎年公表されているこの調査の今後が楽しみになる調査結果でした。

参照データ 投資信託協会「投資信託に関するアンケート調査報告書-2020年(令和2年)」編 投資信託全般(投資信託協会) https://www.toushin.or.jp/statistics/report/research2020/