たとえ定期預金での運用でも、節税メリットはある!

では、定期預金100%はやめた方がいいのかというと、そんなことはありません。なぜならiDeCoには節税という大きなメリットがあるからです。

年収500万円の千葉さんの所得税率を10%、住民税率を10%としたとします。年間12万円をiDeCoに拠出した場合の節税額は、おおよそ2万4000円です。

12万円拠出して、2万4000円の税金が得するわけですから、iDeCoには約20%(24000÷120000)の節税効果があるという見方もできるのです。

iDeCoにおいても投資信託での運用を検討しよう

一方、iDeCoには「運用益に対する税金が非課税になる」というメリットもあります。定期預金に100%預けているままでは、そのメリットを生かすことができないという考え方もあります。

40歳の千葉さんは少なくともあと20年間はiDeCoに拠出することができます。iDeCoで投資信託を運用すれば、節税の恩恵を受けながら増やせる可能性もある上に、複利の力で資産が雪だるま式に増えていくこともあり得るのです。

まとめ
より有利な資産形成をするには、「税金をいかに抑えるか」ということに着目して欲しいと思います。その観点からすると、NISAやつみたてNISA、iDeCoの活用が効果的なのは間違いありません。ぜひ今後は、投資信託はつみたてNISA口座での積み立て、iDeCoでは投資信託に拠出することを前向きに考えていただきたいです。