株価反発へ、3カ月上昇率は五大商社トップ 配当利回り2%
伊藤忠商事の株価が再び高値圏まで買われています。2026年は2月まで上昇トレンドで、一時2286.5円まで買われたものの、以降は軟調な展開となりました。6月には1802円の安値を付けています。
しかし、以降は反発しており、9月には2月の高値を超える2399円の高値まで買われました。現在は2197.5円まで調整していますが、3カ月間の株価騰落率は主要商社の中では豊田通商と並んで突出しており、五大商社(※)では首位となっています(26年10月5日終値)。
※五大商社…伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅
【主な総合商社株の株価3カ月間騰落率(26年10月5日終値)】
・豊田通商:+17.52%
・伊藤忠商事:+16.05%
・住友商事:+9.46%
・三井物産:+5.53%
・三菱商事:+4.48%
・双日:+3.23%
・丸紅:-4.40%
【伊藤忠商事の株価チャート(過去5年間)】
・株価:2197.5円(26年10月5日終値)
【伊藤忠商事の予想配当利回り(27年3月期)】
・予想配当金:44円
・予想配当利回り:2.00%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.92%(26年9月)
※東証プライム平均利回りは加重平均
出所:伊藤忠商事 決算短信
伊藤忠商事を巡っては、電通グループとの戦略的提携が話題です。中核は、8月下旬に公表された電通総研へのTOB(公開買付け)で、伊藤忠商事は最大2152億円を投じ38.22%を取得する予定となっています。伊藤忠商事は、この投資で「ITサービス」と「リテールメディア」を同時に伸ばす計画です。
伊藤忠商事と電通グループの提携について、その狙いと業績へのインパクトを探りましょう。
