<前編のあらすじ>

アラフィフで独身の原口絵里子さん(仮名)は、趣味や仕事を楽しみつつ、姉の末娘・沙羅さんと良い関係を築いてきました。

進学や結婚など人生の節目でも沙羅さんを応援してきた原口さんでしたが、年明けに突然、姉の自宅へ呼び出され、理不尽な言いがかりをつけられてしまいます。

●前編:「私の娘を利用するのは止めて」姪を可愛がる50代おひとりさま女性が、専業主婦の姉に突然浴びせられた「衝撃の一言」

姉に浴びせられた「理不尽な言葉」

私はアラフィフのおひとりさまです。2人姉妹ですが、7歳年上の姉には3人の姪や甥がいるので、自分に子どもがいない分、姉の子どもたちをかわいがっていました。

中でも、外見や性格が私に似た末っ子の沙羅は特別な存在です。沙羅は自由奔放で、進学や結婚など人生の重要なイベントでも常識人の姉を驚かせるような選択をしましたが、私はそんな沙羅を陰ながら支えてきたつもりでした。

姉としては、そうした沙羅と私の関係性が気に食わなかったのだと思います。長年口をつぐんできましたが年を取って我慢も限界を迎えたのか、年明けに突然電話で呼び出され、姉の家を訪れた際、かなりきつい口調で言われました。

「絵里子は沙羅に何をしてほしいの? 沙羅は私がお腹を痛めて生んだ娘なんだから、沙羅を利用しようとするのは止めて。もう沙羅に近づかないで」

その時は突然のことに言葉をなくしました。沙羅は今年28歳。昨年の暮れに出産したばかりで、もはや立派な大人です。その沙羅を「利用しようとするのは止めて」と言われても、何のことか全く意味が分かりませんでした。