留意点とパフォーマンス
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・テーマ名は「5G・通信」だが、直近ではAI半導体・メモリ関連銘柄への集中度が高い。半導体市況が反転すると分野横断で下落するリスクも高く、値動きは集中的になりやすい。
・為替ヘッジをしていないので円高局面には注意が必要。
・販売会社によって3.3%(税込)を上限とする手数料がかかる。信託報酬は年率1.848%程度(税込)と、インデックスファンドより割高となる。
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。
騰落率は以下の通りだ。
・1年 115.53%
・3年 260.22%
・5年 219.56%
(2026年5月末時点)
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・AI・データセンター・半導体メモリの需要拡大が中長期で続くと考え、その波に集中して乗りたい人
・米国・韓国・台湾・日本の半導体やAI関連大手への高い集中を許容できる人
・NASDAQ100、S&P500などではフォローできないアジアの高成長ハイテク企業にも投資したい人
・アクティブ運用の銘柄選択に期待したい人
<向いていない人>
・半導体市況の反転で分野横断的に大きく下げる局面に耐えにくい人、値動きの大きさを避けたい人
・中長期での保有を希望せず、短期で利益を得たい人
・低コストのインデックス運用にこだわる人
今回は「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる“推し”を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は注記がない場合は6月25日現在(出所:三井住友トラスト・アセットマネジメント公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)
