自宅不動産は資産?
そもそも論として「自宅不動産は資産だ」という認識を持っている人はどれくらいいるのでしょうか。アンケート調査をもとに点検してみました。
【図表1】自宅不動産への意識
※回答者:持ち家保有者
図表1は、自宅保有者5,300人に対して、家計の不動産(土地・家屋・マンションなど)を資産化(売る、貸すなどにより現金化)できると考えているかを尋ねた結果ですが、「生涯居住し続けるので、売却・換金できる資産とは考えていない」という回答が全体の60%を占める一方で、換金可能な資産と考えているのは24.3%と4人に1人程度でした。
年代別にみると、20代は「生涯居住するので資産として考えていない」が42.7%と全体平均よりかなり低い反面、「資産として考えている」は37.1%と全体平均の24.3%より相当高い数値となっています。この結果から、20代の自宅保有者においては、住まいを「今住む場所」であると同時に「将来の資産(住み替えの原資など)」として意識している人が多いものと考えられます。
一方、50代・60代では約8割の人が自宅不動産を資産としては考えていない(「資産と思ったことがない」「生涯居住するつもり」の合計値)ことが確認できました。

