「解放の日」から上昇トレンド 配当利回り2.9%

ADEKAの株価は高値圏にあります。2025年4月のトランプ関税ショックから右肩上がりの状況で、26年2月には、年初来31.7%高となる一時5104円まで上昇しました。その後はイラン紛争も重荷となり、3月末には一時3535円まで下落します。5月に26年3月期の本決算を公表すると4613円まで反発したものの、その後は再び売りに押されました。

現在は4125円と、年初来6.4%高の水準です。とはいえ、1年間の騰落率は54.9%高と、中長期では大きく上昇しています(26年6月15日終値)。

【ADEKAの株価チャート(過去5年間)】
・株価:4125円(26年6月15日終値)

ADEKAの株価チャート(過去5年間)
 
出所:TradingView
 

【ADEKAの予想配当利回り(26年3月期)】

・予想配当金:120円
・予想配当利回り:2.91%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.93%(26年5月)
※東証プライム平均利回りは加重平均

出所:ADEKA 決算短信

ADEKAの株価を押し上げている背景には半導体事業への期待があります。同社は半導体材料への集中を図っており、成長スピードの加速させる計画です。一方で、半導体事業は先行投資の局面にあり、本格的な成長には時間を要する状況でもあります。

ADEKAが進める半導体事業の成長戦略について、近年の業績推移をもとにポイントを押さえておきましょう。