減り続ける預金と消えない不安

健一さんの勤務先には退職金制度がありませんでした。

夫婦で老後に向けて準備できた資産は、預貯金100万円と、健一さんが加入していた終身保険の解約返戻金約600万円程度と、合計で700万円ほどです。

夫婦の年金収入は月22万円と、平均的な金額でした。

しかし、年金だけでは固定資産税や車の維持費、医療費、食費、光熱費などを支払うと家計は赤字になると思われ、健一さんの退職後、洋子さんはパートを辞めるべきか悩みました。

「もう67歳だし、少しゆっくりしたい」

そう思う一方で、預金が減るスピードを見ると不安になります。

●佐藤さん夫婦には、思いがけない現実が待っていました。後編【年金22万円でも目減りする預金…「扶養から外れると損」と信じ続けた67歳主婦が後悔した“働き方の誤解”】で詳しくご紹介します。

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