<前編のあらすじ>

今から1年前。2025年当時、昌彦さん(65歳)は20歳下の妻・彩さん(45歳)と暮らしていました。

48歳の時から会社役員として毎月100万円以上の役員報酬を受け取っていた昌彦さん。

ただ、昌彦さんも65歳になり、会社役員を引退して年金生活がはじまります。年の差夫婦のため、加給年金がもらえるはずだったので、十分な年金額だと昌彦さんは思っていました。

と、そんなある日、妻・彩さんが「話があるんだけど……」と言い出したのですが……。

●前編:昔はお金持ちでも今は年金生活…毎日家にいる65歳元会社役員に20歳年下の妻が切り出した「深刻な話」の中身

「離婚してほしい」

「離婚してほしい」彩さんが言ったのはこの一言でした。

昌彦さんは役員としてほぼ毎日会社に行っていましたが、役員を退任したため、逆にほぼ毎日家にいるようになっていました。

彩さんはそんな生活にストレスを感じていました。

これまでは不満があっても自分の時間が長かったためなんとかなっていたのに、そのバランスが崩れてしまっていたわけです。

また、彩さんは昌彦さんの経済力にも惹かれて結婚したのですが、役員退任後は年金収入のみとなったため出費を減らすことになり、余裕のない生活になったと感じていました。

そして、役員退任について、昌彦さんから一言も相談がなかったことにも不満を抱いていたのでした。

離婚は昌彦さんにとっては受け入れがたいことでしたが、彩さんの意志が固かったため、離婚することになりました。

ただ、話はこれで終わりではありませんでした。昌彦さんの苦難にはまだ先があったのです。