受賞歴や注意点は? どんな投資家に向いてる?

受賞歴も充実している。「R&Iファンド大賞2026」の「投資信託 テクノロジー関連外国株式部門」で最優秀ファンド賞を受賞したほか、「ダイヤモンドZAi NISAグランプリ2026」の「世界株部門(テーマ)」でも最優秀賞を獲得している。NISAの成長投資枠の対象ファンドであり、長期・積立投資としての活用も可能だ。

一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。 

・宇宙関連企業への集中投資のため、業種分散の効いたファンドに比べ基準価額の変動が大きくなる可能性がある。 
・外貨建て資産への為替ヘッジを行わないため、円高局面では為替変動が基準価額の下落要因となる。 
・信託報酬は年率1.8425%(税込)と、インデックスファンドと比べてコストは高い。 購入時手数料は最大3.3%(税込)。
・新興国を含むグローバル投資であるため、カントリーリスク(政治・経済の混乱、規制変更等)を伴う。

続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。

・1年 87.15% 
・3年 225.97% 
・5年 257.53% 

(2026年5月31日時点)

ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。

<向いている人> 
・宇宙ビジネスの長期的な成長を信じ、テーマ型投資に納得感を持てる人
・短期的な基準価額の変動に動じず、長期の投資期間を想定できる人 
・NISAの成長投資枠を活用し、積立・長期保有で運用コストを平準化したい人

<向いていない人> 
・宇宙セクターが下落局面に入った場合に、損失を許容しにくい人 
・信託報酬コストを極力抑えたインデックスファンドのみに投資したい人 
・円高リスクや為替変動の影響を回避したい人

今回は「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる"推し"を見つけるヒントをお届けしていく。

執筆/フィナシー投資信託取材チーム

※記事内の数字は6月17日現在(出所:東京海上アセットマネジメント公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)