株式投資の醍醐味の一つが株主優待。新NISA投資でも、通常の課税口座での投資と同様に株主優待はもらえるのだろうか。

気になる点を深掘りするとともに、併せて株主優待狙いの投資のメリットや注意点、銘柄の選び方、優待投資の方法を分かりやすく解説する。

今回は「 “優待投資”のメリットとデメリット」について。

新NISAでも株主優待はもらえる!

株式投資の魅力は配当金(企業から分配される利益)だけではない。国内株の場合、商品やサービス券などがもらえる株主優待を行っている企業もある。株主優待でもらえる商品や金券などを配当金と合算することで、実質的に高い利益となるケースもありえる。

そんな株主優待だが、通常の課税口座で投資する場合と同様に、新NISA投資でも受け取ることができる。新NISAを利用しての株主優待狙いも人気があり、個人投資家を増やすために新たに制度を導入する企業も増えている。

新NISAで株主優待銘柄に投資するメリット

新NISAを活用して株主優待をもらうメリットは主に次の2つ。

①優待品を受け取れるので投資を継続しやすい

新NISAは長期の資産形成を目的とする制度。長期保有をしている個人投資家の中には、優待銘柄へ投資することで毎年、優待の時期を楽しみにしている人も見られる。そのため仮に株価の動向が今ひとつという時期でも、長期保有を続けて挽回のタイミングを待つというモチベーションにもなっているという声もある。

②人気銘柄なら値下がりしにくい

株主優待目的の個人投資家は長期保有の傾向が強く、売却に動きにくいのが特徴。そのため、優待人気の高い銘柄は株価が下落しにくい傾向にある。例え株価が軟調となっても、利回りの向上により買い戻しが入りやすく、結果として下値抵抗力が意識されるケースも見られる。全ての銘柄に該当するわけではないが、魅力的な優待を維持する銘柄は根強い支持を集め続けることも。こうした銘柄への投資は、優待の恩恵のみならず将来的な株価の安定推移や上昇も期待できるといえるだろう。