決算で明暗 三井物産は公表後に売り
主な総合商社の決算が出そろい、注目を集めています。「5大商社」は同日に公表し、住友商事は同時に1:4の株式分割を公表したこともありストップ高、伊藤忠商事と三菱商事にも買いが向かいました。
一方、三井物産と丸紅は前日比でもマイナスに終わります。うち三井物産は相対的に資源ビジネスの比重が高いところ、足元の市況の上昇は追い風のようにも感じられますが、株価は軟調です。
【決算公表日の株価騰落率(26年5月1日終値)】
・住友商事:+17.12%
・三菱商事:+4.59%
・伊藤忠商事:+2.53%
・三井物産:-2.22%
・丸紅:-5.22%
【三井物産の株価チャート(過去5年間)】
・株価:5578円(26年5月7日終値)
【三井物産の予想配当利回り(27年3月期)】
・予想配当金:140円
・予想配当利回り:2.51%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.87%(26年4月)
※東証プライム平均利回りは加重平均
出所:三井物産 決算短信
三井物産は総合商社株のなかでは今期(27年3月期)の増益率は上位で、株主還元は首位級です。良好な状況ながら、三井物産はなぜ株価の調整が続いているのでしょうか。5大商社に豊田通商と双日を加えた「7大商社」で決算を比較し、理由を探ってみましょう。
