トップと16倍差 株式保有額が最も少ない都市は?
続いて26位から52位を見ていこう。
全国「株式保有額」ランキング(全国主要52都市)
26位 長野市 117万円
26位 大阪市 117万円
28位 盛岡市 116万円
29位 水戸市 113万円
30位 津市 111万円
31位 静岡市 110万円
31位 広島市 110万円
33位 高知市 109万円
34位 金沢市 107万円
35位 山口市 106万円
36位 鳥取市 105万円
37位 仙台市 104万円
38位 松江市 101万円
39位 岡山市 92万円
40位 高松市 80万円
41位 山形市 77万円
42位 松山市 75万円
43位 那覇市 73万円
44位 宮崎市 66万円
45位 福井市 65万円
46位 札幌市 57万円
47位 福島市 56万円
48位 秋田市 52万円
49位 大分市 48万円
50位 長崎市 40万円
51位 青森市 32万円
52位 佐賀市 31万円
出所:総務省「家計調査(貯蓄・負債編)」(2025年5月公表)よりFinasee編集部作成
ランキングを続けよう。最下位は佐賀市で31万円。507万円あった東京都区部の約16分の1だ。佐賀市は人口約22万人(2025年)で、全国の県庁所在地および政令指定都市では5番目に人口が少ない。有明海に面し、福岡市とは電車で40分程度と比較的近い距離だが、その福岡市(233万円)と比べても株式保有額は約7分の1と少なさが際立つ
僅差で51位は青森市の32万円。実は同市、投資信託の保有額も39万円と全国51位の少なさ。投資全般に消極的なのだろうか。
50位は佐賀の隣の県の県庁所在地である長崎市で40万円。江戸時代の出島など異国文化が花開いた場所だが、似たような神戸市(272万円、8位)や横浜市(236万円、10位)と比べてかなり少ない。
東京都区部が1位だったように、大都市の場合は経済活動が活発なことから株式保有額も多そうなイメージがある。しかし例外もあるようで、札幌市は2025年の人口が約195万人と全国5位の大都市だが、保有額は57万円で46位。同じく人口が約106万人と全国12位の仙台市も保有額は104万円で37位だった。経済だけでは語れない固有の事情があるのかもしれない。
優良銘柄でも数万円から買える時代に
株式保有額ランキング。全国52都市で最多は東京都区部(507万円)、最少は佐賀市(31万円)であり、約16倍の差がついた。株式といえば何十万円、何百万円もの資金がないと購入できないイメージを持つ人もいるのではないだろうか。しかし最近は少額からでも購入できる優良銘柄もある。たとえばNTTは100株から購入可能だが、例えば、2026年3月初旬の株価は150円台であり、1万5000円程度から購入できる計算だ。これなら株式投資も始めやすいのではないだろうか。
● 資産額に占める株式の割合は? 後編「資産の何%が株? “株式推し”市民が多いのはどの都市か<全国52都市調査結果>」で詳報する。
調査概要 調査名:「家計調査(貯蓄・負債編)」 調査主体:総務省 公表:2025年5月
