個人投資家5000 人を対象に資産運用の状況から保有資産の金額などまで幅広く聞いた調査結果の最新版「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書」(日本証券業協会、2025年9月公表)には資産運用のヒントがたくさんある。中でも投資家なら誰もが気になるであろう有価証券の売却理由と相場急変時における投資行動についての答えを参考にしてみたい。
「2度の危機」でどう動いた? 売却理由と急変時の投資行動が明らかに
まずは保有資産の売却の理由からみていこう。調査は2025年4月15日~19日にかけて行われた。そのためその前年、つまり24 年に売却した経験がある2145人の分析結果となる。
売却した人の理由としては「利益確定を考えたため」が74.9%と最多を占めた。次いで「損失を出し、損切を行うため」が27.9%、「生活費などが不足し、必要額を取り崩すため」が8.8%となっている。
有価証券の売却理由(複数回答)
※2024年に有価証券を売却した人
●前編「【個人投資家5000人】金融資産額ランキング「1000万円以上」持っている割合は? 預貯金と有価証券どちらが多いのか」

