講評:祖母の人生が教えてくれた“生き方”

誰もが直面しうる家族の介護という現実に、避けては通れないお金の問題。悩むさなかに見つかった貯蓄や保険はまさに祖母からの未来への贈り物でした。

お金の管理が苦手だった祖母の「自分の老後は自分で守る」という強い意志。そして何より「幸せになりなさい」という言葉が強く心に迫ります。

その教えを胸に、しっかりと受け継いでいく家族の絆。自分の人生をしっかりと自分の足で歩む。そのために寄り添える制度が身近にあるとの示唆は、私たちにもあらためて気づきを与えてくれます。