全年代で「食費」が節約のトップに
「最も支出を減らしている分野は食費」――内閣府の「令和7年度年次経済財政報告」において明らかになった結果だ。同白書における質問への回答を見ると、実に4割以上が減らしていると回答している。
支出額を減らしている分野(平均)
支出を減らした分野ランキング
1位 食費(外食以外)
2位 外食
3位 衣類、身の回り品
4位 旅行やレジャー
5位 耐久財の購入
出所 内閣府「令和7年度年次経済財政報告」よりFinasee編集部作成
続けて見ていくと、ほぼ同程度で「外食」が挙げられている。24年後半以降、米や生鮮品などの食品価格が継続的に上昇しており、外食を含めた食費への節約意識が高まっていることが如実に現れている。
さらに「衣類、身の回り品」も同じくらいの割合で並んでおり、この3つが群を抜いて節約分野3トップを占めている。