82%が金融資産を持っている

全国5000世帯を対象に金融資産や借入金、家計の状況などを聞いた調査「家計の金融行動に関する世論調査2024年」(金融経済教育推進機構)から年収500万~750万円未満世帯の回答をランキングで解説する。まずは「金融資産」から確認していこう。

※家計の金融行動に関する世論調査2024年(二人以上世帯、単身世帯、総世帯の各調査)

年収500万~750万円未満 金融資産保有率(総世帯)

年収500万~750万円未満 金融資産保有率(総世帯)を表した図表
 
出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2024年」(※総世帯、実数1585)よりFinasee編集部作成
 

保有している    82.0%
保有していない    18.0%

調査結果によると、金融資産を「保有している」と回答した世帯は82.0%となっている。一方で金融資産を「保有していない」世帯も18.0%と一定の割合で存在する。

なお、金融資産とは「預貯金のうち運用資金や将来に備えたものと、投資用の有価証券(株式や投資信託など)」と調査では定めている。生活費は金融資産から除外されるため、収入がほとんど生活費に回っている、あるいはローンなど毎月の支払いが定期的にあるという世帯などが金融資産を形成できていないのかもしれない。