全国18歳以上の7000人を対象に日本証券業協会が行った「証券投資に関する全国調査」※では金融商品の保有状況や証券投資に対する意識について質問している。中でも投資信託に関する理解度についての質問にはどのような回答が多かったのか。結果をみてみよう。
※日本証券業協会「証券投資に関する全国調査」(2024年10月16日公表)
「投資信託について知っていること」、最多の回答は 「証券会社以外の金融機関でも購入可能」
同調査では投資信託に関して知っていることについて質問している。結果、回答は以下の順となった(複数回答、以下同)。
最も多かった回答は「証券会社以外の金融機関でも購入可能」33.3%。以下、「分配金を受け取れることがある」30.9%、「専門家が投資・運用するもの」24.5%と続いた。なお、上表に挙げられた項目はすべて投資信託の特徴として代表的なものだ。
中でも特に気になる項目が分配金についてかもしれない。項目にもあるとおり、投資信託の分配金は「受け取れることがある」と理解しておくことが望ましいだろう。つまり全ての投資信託で必ず受け取れるものでもないということだ。