「数年前より少し良い」「飲食店の閉店増」「雇用は抑制」
司法書士「2年ほど前に相続登記が義務化されて以来、少し良くなったままずっと変わらずにきており、3カ月前と比べると変わらない。2~3年前と比べたら少し良くなっていることは確か」(□不変)
広告代理店営業「取引先飲食店の閉店が増えている。特にフランチャイズ加盟店の閉店が多い」(▲やや悪)
一般機械器具製造業経営者「取引先全てで受注量が減っている。過去に例のないほど受注が減少している取引先もあるため、先行きが不安」(×悪)
化学工業管理「今まで引き合い状態だった注文が、確定している」(○やや良)
雇用関連では求人数の動きから、景気は「変わらない」か「やや悪化」との声が上った。
人材派遣会社経営者「スーパー、小売店等の販売員はパートが中心になるが採用が非常に厳しく、良い人材がなかなか見付けられない。生鮮食料品では、夏物や春物野菜の価格はやや落ち着いてきたようだ。ガソリン価格も5円近く安くなってきたため生産や道路、公共事業関係への影響は幾分緩和されたとみている。全体的には変わらない」(□不変)
人材派遣会社社員「例年と比べて求人数が減少している。取引先の中には賃上げによる人件費増加のために、できるだけ募集を抑制している企業もある」(▲やや悪)
●北関東の景気の先行きは? 後編「【北関東の景気の先行きは?】プラス5.0の今後、「猛暑とビールで消費増」夏に向け実需に期待する業種とは「2025年6月公表最新調査」」にて詳報する。
調査概要 調査名:景気ウォッチャー調査(令和7年5月調査) 調査公表:2025年6月9日 調査主体:内閣府 調査対象地域:北海道、東北、北関東、南関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄2050人 実施期間:毎月25日~月末